2015.11.25

「おいしい東北パッケージデザイン展2015」受賞作品決定

「おいしい東北パッケージデザイン展2015」の応募作品702点の中から、厳正な審査の結果、以下のとおり受賞作品が決定いたしました。
来る12月1日(火)、ホテル法華クラブ仙台において表彰式を開催いたします。

→ 東北経済産業局の報道発表はこちら(PDF)
→ 2015/11/27(金)〜12/1(火)受賞・入選作品展を仙台で開催(詳細はこちら
→ 2016/1/12(火)〜2/12(金)優秀賞作品10点を仙台合同庁舎で展示(詳細はこちら

審査概要
応募総数:569名(一般215名/学生354名)/ 702 点(一般322点/学生380点)
入選総数:192名(一般114名/学生78名)/ 227 点(一般141点/学生86点)
審査委員:畠山 敏(アートディレクター/クリエイティブディレクター/審査委員長)
     梅原 真(デザイナー)
     加藤芳夫(公益社団法人日本パッケージデザイン協会 理事長)
     左合ひとみ(グラフィックデザイナー)
     福島 治(グラフィックデザイナー)
     参加企業等関係者および主催者

グランプリ(岩手県知事賞)
岩手:「盛岡冷麺」北緯四十度のまち株式会社

「盛岡冷麺」北緯四十度のまち株式会社

古屋友章
Tomoaki Furuya[東京/一般]

●デザインコンセプト:この製品の特徴である「弾力・コシ」の訴求を狙った。 その特徴を、一目見て記憶に残るネーミング(盛岡冷麺 弾力ちゃん)と、愛らしいキャラクター(弾力ちゃん)に込め、素朴かつ高品質になるようにデザインした。
キャラクター「弾力ちゃん」は、全体としては麺を表している。色で冷麺をイメージさせ、また力んだ表情で力強く作られた弾力を示し、そして顔のまわりの風防で「極寒の地」であることを込めた。厳しい寒さの中、「多弁でないが、粘り強く力強い岩手の人柄」も暗喩し、応援してゆけたらと考えている。
包材素材としては、同形態だとしても「紙」的なもののほうが良いが、現行のPP包材でも強い訴求は可能であると考えている。
またご提案として、ピローボックスも用意。これにより、現在の主戦場である量販店・ドラッグストア・業務用はもとより、新規開拓として道の駅や、百貨店などでも力を発揮してくれることを期待している。

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優秀賞(東北経済産業局長賞)
宮城:「白石温麺食べくらべセット」奥州白石温麺協同組合

「白石温麺食べくらべセット」奥州白石温麺協同組合

遠藤教倫 + studio team
Noritsugu Endo + studio team[東京/一般]
beacon communications k.k. graphic studio

●デザインコンセプト:デザインコンセプトは「白石の想い」。
白石文化を象徴する温麺が一堂に集結し、オールスターの豪華さを形にしたパッケージです。白石市には古くから様々な文化があり、白石の「三白」として「白石温麺」「白石和紙」「白石葛」は宮城を代表する産品として広く全国に知れわたっていました。昨今、伝統文化が途絶えようとしている中、この「三白」の復活を願いつつ、温麺のおいしさが伝わるものにしたいという想いがありました。商品化の際には、「白石和紙」の使用が可能ならば、とても意味があることだと考えています。シンプルでシンボリック、白石温麺の繊細、かつ力強い味を語るデザインです。
ギフトとして、進物として、宮城県のお土産として、価格を感じさせない高級感を演出します。

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優秀賞(東北農政局長賞)
岩手:「花泉産ひとめぼれ」有限会社松勘商店

「花泉産ひとめぼれ」有限会社松勘商店

稲葉晴彦 
Haruhiko Inaba[宮城/一般]
有限会社スマッシュ

●デザインコンセプト:同社のお米にかける「志」をカタチにしたいと考え、良質な商品であることを、多くは語らず、サイズ感とパッケージの佇まいで表現した。
販売の長期戦略として、中尊寺を中心とした世界遺産を訪れる国内外の観光客をメインターゲットとして設定し、「和」をイメージさせる手桶花器型の形体とし「松勘」の文字とマークを中央に配した。トール型として設計し、人目を引きPOPとしての役割を果たすようにした。また、穴に指をかければキャリーケースとして利用することも可能としている。
加えて、米は祝の席や仏用など様々な用途で利用されることから、紙色と品名の箔押しのカラーを変えることで対応できるように考慮した。商品展開時の追加投資を必要とせず異なる用途での使用を可能にしている。
同社に満足いただくことはもちろんであるが、生産者の方から「松勘様にお米を販売してもらえてよかった」と思っていただけるようなパッケージを目指した。

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優秀賞(青森県知事賞)
青森:「いか三升漬」株式会社マルヌシ

「いか三升漬」株式会社マルヌシ

河野久美子
Kumiko Kouno[東京/一般]
DICカラーデザイン株式会社

●デザインコンセプト:『本当においしいものを知っている八戸の人たちがえびす顔ならぬ、八戸顔になってしまう!本当においしいいか三升漬』をコンセプトに、八戸の文字を顔に見立て、食べた瞬間の美味しさ、うれしさ、たのしさ、『うんまい!!!』の気持ちを満面の笑みで表現。八戸らしさを存分に取り入れキャッチーで親しみやすいパッケージは店頭で目を引きます。販促ツールにも展開しやすくコミュニケーションを取りやすい(スイングPOP、TOPボードなど)。
ラベルは中扉式アイキャッチラベル。ポリプロピレン樹脂で水に強く破れにくい素材なので冷凍、冷蔵にも適しています。内容はアレンジレシピを写真とともに紹介。手をかけずに見た目もよい簡単なレシピ。洋風アレンジも紹介しているので、ワインを好む人にもオススメのレシピ。ギフトセット用類似商品のパッケージのデザイン展開はベースカラー変更を想定しています。

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優秀賞(宮城県知事賞)
宮城:「手わざ笹かまぼこ『希望』」株式会社ささ圭

「手わざ笹かまぼこ『希望』」株式会社ささ圭

今野祐太朗
Yutaro Konno[神奈川/学生]
東京工芸大学芸術学部デザイン学科

●デザインコンセプト:今回の笹かまぼこの商品パッケージをデザインするにあたって意識したことは、昔ながらの伝統性と今まで見たことのない新しさを兼ね備えるという点です。
従来の笹かまぼこのパッケージにはない笹の形の袋を考え、またそれを縦に裂いて開封することで袋に入ったまま手を汚さずに笹かまぼこを食べることができるという性能で目新しさを表現しました。
伝統性は、伊達家などの「家紋」をモチーフに箱のパッケージデザインをして昔ながらの良さを表しました。
商品の生産地である宮城県の閖上の土地や、一枚一枚が製造者の方々の心を込めた手焼き製法であるという説明が書かれてある文書を添えたことで、生産地の閖上についてお客様(ターゲット)に伝えることができるようにしました。

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優秀賞(秋田県知事賞)
秋田:「美郷雪華ルームフレグランス」美郷町観光協会

「美郷雪華ルームフレグランス」美郷町観光協会

北村理恵
Rie Kitamura[静岡/学生]
静岡文化芸術大学生産造形学科3年

●デザインコンセプト:美郷町オリジナルの白いラベンダーということで、白を前面に出したパッケージを目指した。パッケージの上面はラベンダーの花になっており、商品を売り場にたくさん並べたとき白いラベンダー畑になるようなイメージで制作した。シンプルの中にも温かみを感じられるよう紫の色は暖色寄りにした。
アトマイザーのデザインは、遮光瓶ということであったがモックアップでは再現しきれなかったため、瓶の色は紫だと思って見ていただきたい。こちらも再現しきれなかったのだが、シールに白印刷で、アトマイザーに白いラベンダーの花を表現したい(今回はアクリル絵の具で失礼いたしました)。これは、紫のラベンダー畑にひときわ輝く美郷雪華のイメージである。

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優秀賞(山形県知事賞)
山形:「コメーユ」三和油脂株式会社

「コメーユ」三和油脂株式会社

柴田沙央里
Saori Shibata[東京/一般]

●デザインコンセプト:山形の「新たな特産品」として長く親しまれるように、パッケージとあわせて、商品名もリニューアルしました。商品名は「山形の米油」と名付けました。パッケージは、多種多様な食用油の中に並んでも、ターゲットの目を引くよう「伝わりやすさ」を軸にデザインしました。特別な製造方法による「ピュアな“こめ油”」という特性が見た目から伝わるよう、洗練され、すっきりとした印象に。「米」というキーワードを意識して日本らしさを感じる白・赤・黒のシンプルな配色に。白を基調とすることで米油の美しい黄色を引き立たせました。赤のドットは、日本の象徴である「日の丸」と、山形名産の「さくらんぼ」を表現。無意識に「国産・山形産」という印象を与えます。最後に、購入への一押しになるよう、側面に商品のこだわりを記載しました。

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優秀賞(福島県知事賞)
福島:「旨さの極みきゅうり」あぶくま食品株式会社

「旨さの極みきゅうり」あぶくま食品株式会社

山口崇多
Agata Yamaguchi[東京/学生]
東京藝術大学美術学部デザイン科 4年

●デザインコンセプト:売り場でパッと目を引くデザインを目指しました。まず始めに胡瓜の漬物であることが伝われば良いと思います。胡瓜を一本そのまま使った贅沢な漬物の旨さとこだわりをメインビジュアルの胡瓜のイラストを使い表現しました。風合いを生かした紙を用い素材本来の良さを生かした本製品のイメージに合わせました。

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優秀賞(東北経済連合会長賞)
岩手:「しょうゆ糀」藤勇醸造株式会社

「しょうゆ糀」藤勇醸造株式会社

主濱景子
Keiko Shuhama[東京/一般]
川口印刷工業株式会社

●デザインコンセプト:食卓のおかずのおともや、世界文化遺産の橋野鉄鋼山・高炉跡などで期待される観光客へのアピールや、釜石のお土産の定番商品にもなることをイメージして、パッケージを製作しました。
シール、パッケージ、掛け紙のメインカラーは黄色にしました。米糀の色や、豊かな黄金色の大地、釜石の花であるハマユリ、釜石の伝統芸能である虎舞などのイメージカラーを表現しています。また、黄色は、色彩心理から「元気」、「希望」を表す色でもあります。しょうゆ糀を食べて元気に健康に!復興への活力。町も人も心も元気になることを願って、切り絵風イラストで、釜石の海、ハマユリ、虎舞、世界文化遺産の橋野鉄鉱山・高炉跡、ラグビーボールのイラストを入れ、釜石市の賑わいを表現しました。

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優秀賞(日刊工業新聞社東北・北海道総局長賞)
宮城:「たこのやわらか煮」株式会社岡清

「たこのやわらか煮」株式会社岡清

坂口あけみ
Akemi Sakaguchi[東京/一般]
アヤメグラフィック

●デザインコンセプト:存在感のある大きなたこ足が盛り沢山入っている「女川産 たこのやわらか煮」。
主婦をはじめとする消費者の立場で、実際に店頭で商品を手にした際、パッケージ内に入っているタコの大きさ、重量感を見せた方が購買につながると考え、現在の透明PP袋を生かすラベル方式を採用しました。商品を手にとった人が、裏面でどの位の大きさのタコか、ボリューム感がわかるよう透明PP袋のままにし、品質表示と商品情報を記載しました。
表面のラベルでは、一目見て「タコ」とわかるビジュアルを描き、明確に「女川産 タコのやわらか煮」とアイキャッチでわかるよう、赤と黒の2色のみシンプルにまとめました。また店頭やインターネットの画像でひときわ目立つよう、インパクトのあるデザインを狙うとともに、高級感と値頃感の両立を図りました。

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学生優秀賞
宮城:「たこのやわらか煮」株式会社岡清

「たこのやわらか煮」株式会社岡清

加藤瑠夏
Ruka Kato[東京/学生]
東京工芸大学芸術学部デザイン学科2年

●デザインコンセプト:私が「たこのやわらか煮」のパッケージを制作するにあたって力を入れた点は、落ち着いた日本の赤と和柄で蛸を表現し、高級感を無くさず、棚に置いた時に目を惹くようなパッケージにしました。

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学生優秀賞
宮城:「たこのやわらか煮」株式会社岡清

「たこのやわらか煮」株式会社岡清

志間かれん
Karen Shima[神奈川/学生]
東京工芸大学芸術学部デザイン学科 2年

●デザインコンセプト:私がこの商品を食べた時に感じた「おいしい」という気持ちを、シンプルにわかりやすく伝えようというコンセプトで制作しました。ターゲットが「地方の食材にこだわる首都圏の主婦層」であるため、やわらかな素材で作ったタコのシールを貼ることで女性向けの優しく程よいシズル感と見た目のキャッチーさの向上を目指してます。また、お土産として持ち運ぶ際に女性のお洒落を邪魔しない上品なパッケージと手軽なサイズ感を意識し、しかし手頃な今の価格は変更したくないため紙素材にこだわりました。おしゃべりしながら楽しくこの商品を共有していただけたらと思います。

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学生優秀賞
宮城:「たこのやわらか煮」株式会社岡清

「たこのやわらか煮」株式会社岡清

矢崎 花
Hana Yazaki[神奈川/学生]
東京藝術大学美術学部デザイン科

●デザインコンセプト:たこは縁起物でもあるということから、紅白を基調にして商品をつつみ、袋のなかにメッセージを添えることでご祝儀袋のような、贈り物としても使えるパッケージを考えました。
大きい方はそのままでも、小さい方はプレゼントに添えるようなサイズ感にしています。
また、地域性のある商品ならではのあたたかな雰囲気もお客様が手に取りやすい要因だと感じたので、そういった雰囲気も伝えられるように手触りのある包装紙と和紙を素材として採用し、実際に商品を食べたときにふわっと香るこの風味が印象的だったので、たこの足を大きく描き、その他の情報をシンプルにすることで、商品棚に並んだ時にインパクトがありつつもすっきりとしたヴィジュアルを目指しました。

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学生優秀賞
宮城:「手わざ笹かまぼこ『希望』」株式会社ささ圭

「手わざ笹かまぼこ『希望』」株式会社ささ圭

釣瓶昂右
Kousuke Tsurube[神奈川/学生]
多摩美術大学 情報デザイン学科 3年

●デザインコンセプト:震災にも負けなかったこの商品は、日本を明るく元気にできるほどの力を持っていると信じています。
堂々とした力強さと手に取りやすい親しみやすさをテーマとし、長い伝統に新しい風を吹き込めるよう意識しました。
パッケージ本体の向きは横位置に変え、紙の風合いを活かし手造りの雰囲気を伝えています。
「希望」を感じとれる演出として、閖上の海から太陽が昇るビジュアルで、開くとそれが日の丸になる仕組みです。
宮城閖上から、そして笹かまぼこから日本が元気になるように。

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学生優秀賞
宮城:「白石温麺食べくらべセット」奥州白石温麺協同組合

「白石温麺食べくらべセット」奥州白石温麺協同組合

園田稚彩
Chisa Sonoda[千葉/学生]
昭和女子大学 環境デザイン学科 3年

●デザインコンセプト:特徴的な麺の長さを強調するため、麺を立たせて、高さ約9cmとなるギフトボックスを作成した。また、麺を立たせることにより、既存の個包装パッケージを変えることなく新たなパッケージデザイン面をつくりだすことができた。そこに古い落款のような各社のロゴで統一感と古めかしさを出しながら種類の違いを判別できるようにした。

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学生優秀賞
秋田:「美郷雪華ルームフレグランス」美郷町観光協会

「美郷雪華ルームフレグランス」美郷町観光協会

沖田颯亜
Soa Okida[東京/学生]
武蔵野美術大学・基礎デザイン学科 3年

●デザインコンセプト:この商品の特徴である〈白ラベンダー〉に着目し、パッケージは白を基調としました。ナチュラル志向の女性をターゲットにしたいということだったので、手描きの白ラベンダーを使用し、自然由来の優しい印象を与え、100%原料由来成分で身体ともに癒されるということを伝える工夫をしました。また、フレグランスは、女性がリラックスする時に使うため、どんな香りなのかをパッケージをみて分かるように外装パッケージの表面のみ植物成分を記載しました。そして、どんな部屋にでも合うよう落ち着いた印象で清潔感のあるパッケージを目指しました。
ロゴ展開では、ラベンダーの花の形を抽出し、そこに「美郷雪華」と置くことで、判子を連想させ美郷町のラベンダーであることを再認識させます。
地元美郷町で、溶剤や水蒸気をいっさい使用せず作っていることが伝わるよう、最低限の要素でデザイン展開しました。

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審査員賞(梅原真賞)
宮城:「たこのやわらか煮」株式会社岡清

「たこのやわらか煮」株式会社岡清

尾下勇平
Yuhei Oshita[岩手/学生]
盛岡情報ビジネス専門学校

●デザインコンセプト:今回たこのやわらか煮で女川のタコをPRするということで、タコと女川、漁港、タコ飯の素をベースにパッケージを考えました。
釜の中に女川の漁港を描きそれをタコが覗いているというイラストにしました。タコのやわらか煮を表現するために柔らかめのタッチにしました。釜の中に漁港を描いたのは、東日本大震災の再建に伴い「目の前に海がなければ」という理由で社屋をもとの場所に建てたからです。
このパッケージで消費者が気軽に手に取れるようなものになればいいと思いました。

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審査員賞(加藤芳夫賞)
宮城:「たこのやわらか煮」株式会社岡清

宮城:「たこのやわらか煮」株式会社岡清

矢嶋大祐
Daisuke Yajima[東京/一般]
株式会社エヌ・ジー

●デザインコンセプト:
■手頃な価格が伝わるような、手に取りやすい、おいしそうなデザインを目指しました。
■女川のお母さんからのお裾分けをイメージして、温もりを感じるアメ色の紙袋にいれました。
■一目で“たこ”を使った商品とわかるよう、ゆらゆら揺れるたこ足をアクセントにしました。
■余計なコストを省くため、たこ足はシールではなく、紙袋の展開図の一部になっています。
■中は現状のプラ袋入りのままで対応可能です。

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審査員賞(左合ひとみ賞)
青森:「いか三升漬」株式会社マルヌシ

「いか三升漬」株式会社マルヌシ

宮下 浩
Hiroshi Miyashita[愛知/一般]
愛知産業大学 造形学部 デザイン学科

●デザインコンセプト:ラベルデザインの一新を優先課題にしたいということで現在使用されているポリ容器を利用することを前提にしました。色は一色刷りでできる限りコストを抑え、かつ接着剤を一切使わず作業効率よく簡単にパッケージングできるよう制作を進めました。両サイドの爪を折り込めば簡単に固定できるように設計しました。ネーミングはしょうゆ・麹・唐辛子を混ぜ合わせた三升という調味料に漬けてできていることと、今後のいか商品三種類の詰め合せのギフトセット販売展開も考慮し「いか三昧」としました。色は商品の色を反映し、メインのビジュアルは青森八戸水揚げ量日本一の「するめいか」と漁場の「太平洋」を単純な形で表現しました。現在販売されているものは商品の写真を使ったラベルを貼っただけのものが大半で高級感に欠けるので、コストを抑えつつも高級感を感じてもらえるよう差別化を図りつつデザインしました。

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審査員賞(畠山敏賞)
宮城:「白石温麺食べくらべセット」奥州白石温麺協同組合

「白石温麺食べくらべセット」奥州白石温麺協同組合

宮下 浩
Hiroshi Miyashita[愛知/一般]
愛知産業大学 造形学部 デザイン学科

●デザインコンセプト:ターゲットは40〜70代の女性、そして中元・歳暮ギフト商品になることを前提に制作を進めました。パッケージの形態は商品の特徴である9センチの長さのもの3本入りが9種類あることをデザイン展開の軸としました。外箱と中身のデザインはそれぞれにそのイメージを反映させました。商品名は「白石温麺」を使用し、ロゴデザインに関しては、「麺」の文字のつくりの部分を温麺の形状を使い商品を分かりやすく表現しました。7社+協同組合の計8社の統一感を持たせるためにそれぞれの頭文字を使用しました。外箱には頭文字のみ、中身には「白」の文字中央に頭文字をあしらい統一感を持たせました。外箱に商品(9センチの麺)に見立てた水引(使用しているのは梱包用資材)を使い商品の独自性を表現しました。多少小売価格は上がったとしてもターゲットやギフト展開を見据え全体の佇まいや色使いで高級感も大切にしました。

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審査員賞(福島治賞)
岩手:「花泉産ひとめぼれ」有限会社松勘商店

「花泉産ひとめぼれ」有限会社松勘商店

澤岡史織
Shiori Sawaoka[東京/一般]
凸版印刷株式会社 トッパンアイデアセンター
マーケティング本部 SP部

●デザインコンセプト:岩手県の形が米粒形に見えるところに着目し、「米どころいわて」をアピールできるお土産として、このデザインを考えました。ヒアリングシートでの品質の良さや高級感を伝えたいという想いを受け、「大切な人に渡したくなるお土産」を目指しました。お米の白さ、美味しさなどの魅力をいちばん引き出してくれるのは華美な装飾に頼らない米袋の茶色だと思い、素朴な風合いのこの紙に金の箔を押して、上品な印象に仕上げました。バラ売り(3合)のスリムな形状も目を引きますが、3本入りの贈答箱は、開けた瞬間の日本列島のインパクトが新鮮です。商品名は「いわてのひとめぼれ♥」ですがスリーブの下にうっすらと隠れる文字は「いわてにひとめぼれ♥」。ご飯の美味しさに触れ、岩手を好きになってほしいという願いを込めました。ブランド化・今後のシリーズ展開を検討されているという話があったので、松勘商店様のロゴも作成いたしました。

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