2016.10.05

JAGDA著作権セミナー「Webと著作権」参加者募集

ネット社会になり、大量のデータを瞬時・同時に不特定多数に受発信でき、データの取り出し、検索や参照・引用、再利用も迅速で容易になった。文章や画像といった著作物のコピーや添付が簡単に素早く、大量に少スペースで記録・保存できる。と、一見いいことづくめだが、気づかぬうちに他者の権利を侵したり、匿名、非対面の危うさなど、その陰には、蜘蛛の巣に絡め取られる危険が満ちている。安心してネット社会を飛ぶための、基本的なWebと知的財産権の付き合い方セミナーです。

日 時:2016年11月12日(土)14:00〜16:00 
    ※終了後、講師と参加者による懇親会を開催します。

会 場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
    (東京ミッドタウン・デザインハブ内)

内 容:第1部「インターネットの特徴とその功罪」
    講師 大家重夫(久留米大学名誉教授)

    第2部「Q&A」
    講師 大家重夫、小畑明彦(弁護士)、小針勝文(JAGDAインターネット委員)、
       黒部洸瑤(JAGDA創作保全委員・日本美術著作権連合理事長)

対 象:JAGDA会員および一般
参加費:JAGDA会員/無料、一般/1,000円(テキスト代・懇親会費込)
定 員:80名(要申込/先着順)

申込方法:参加希望の方は、申込フォームよりお申込みください。

※このセミナーは、皆さんの質問をもとに構成されますので、お申込みの際は、普段から疑問に感じていることや実際に体験した事例などを必ずご記入ください。



講師プロフィール:

大家重夫(おおいえ・しげお)
1934年生まれ。旧文部省に27年間勤務ののち、久留米大学法学部に22年間勤務。著書:『タイプフェイスの法的保護と著作権』(成文堂/2000年)、『美術作家の著作権』(共著/里文出版/2014年)、『インターネット判例要約集』(青山社/2015年)。論文:「印刷用文字書体の保護と『デジタルフォント保護法』の提案」(「マーチャンダイジングライツレポート」2012年4月号)、「印刷用文字書体の法的保護の現状と課題」(同2013年11月号)、「テレビ朝日・文字書体無断使用事件」(同2014年1月号)。

小畑明彦(おばた・あきひこ)
1986年 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、1993年 司法研修所終了(45期)、同年 麴町パートナーズ法律事務所入所、1997年 同事務所パートナー弁護士、現在に至る。著書・論文等:「著作権法コンメンタール(上巻・下巻)」共著(東京布井出版/2000・2002)、「知的財産権辞典」共著(三省堂/2001)、「コンサイス法律学」共著(三省堂/2003)、「著作権法コンメンタール」共著(レクシスネクシス・ジャパン/2013)、「インターネットと著作権(上・下)」(CIPICジャーナルVol.71・73/1997・1998)、「判例評釈 中古ゲームソフトの頒布権について」(同Vol.95/1999)、「判例評釈 NTTタウンページデータベースの著作権について」(同Vol.101/2000)。著作権法学会所属。

小針勝文(こばり・かつふみ)
株式会社テイ・デイ・エス代表取締役。桑沢デザイン研究所卒。グラフィックデザイナーとしての活動を経て、国内のインターネットサービス開始間もない1995年より、クリエイティブディレクターとして上場企業や官公庁、自治体などのホームページ立ち上げに関わり、ネットインフラの進化に伴うWeb領域の多様化のなかで、その後も多くのサイト構築を手がける。

黒部洸瑤(くろべ・こうよう)
1951年生まれ。東京造形大学ヴィジュアルデザイン専攻卒業後、伊奈製陶株式会社入社。総合開発室、広報課勤務後退社し、1983年デザインオフィースケイ設立。伊奈製陶勤務時にJAGDA入会、創作保全委員。日本美術著作権連合理事長。公益社団法人日本複製権センター理事、運営委員。



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