会報『JAGDA Report』198号 ここまデでザイン2
JAGDA REPORT 198号に続き、「ここまデでザイン2」と題して本号を制作しました。前号では、年鑑や雑誌には収録されないデザイナーの舞台裏を紹介しましたが、今回は会員同士で改めて意見を交わすべきテーマを設定し、その内容について公開取材を行いました。結果として多様なテーマが並びましたが、それはグラフィックデザイナーに限らずさまざまな職能の人によって構成されている現在のJAGDAにおいて、会員たちの幅広い関心や社会状況の変化に呼応したものといえます。本号は体系的に学ぶための書ではなく、会員同士の情報交換を目的としています。ここでの知見が、会員の皆様の活動にとって有益な示唆となれば幸いです。
JAGDA会報委員会 色部義昭
JAGDA Report 199号
ここまデでザイン2
視覚化されたものの背後で、
グラフィックデザイナーが
向き合っていること
第1部 働く環境を整える
Session 1 デザイナーの組織づくり | 岡本 健(東京)、柿木原政広(東京)、川上佳代(広島)
Session 2 デザイナーの育成 | 小玉千陽(東京)、髙田 唯(東京)、寺島賢幸(道央)
Session 3 海外で働くデザイナー | 川上恵莉子(海外)、大黒大悟(海外)、中臺隆平(東京)
第2部 デザイナーの力を磨く
Session 4 デザイナーの学び | 岡野康史(岡山)、木村浩康(東京)、清水彩香(東京)
Session 5 デザイナーの自主制作 | 工藤“ワビ”良平(道央)、白澤真生(愛知)、田部井美奈(東京)
Session 6 デザイナーの偏愛 | 岡崎智弘(東京)、小林一毅(東京)、吉田勝信(山形)
第3部 デザインの価値を伝える
Session 7 デザインアワード | 石黒篤史(東京)、中村至男(東京)、宮田裕美詠(富山)
Session 8 デザインの対価 | 色部義昭(東京)、菊地敦己(東京)、佐藤豪人(岡山)
Session 9 デザイナーの発信 | 坂本俊太(東京)、佐々木 俊(東京)、福岡南央子(東京)
第4部 社会との接点をつくる
Session 10 デザインと事業 | 上田 亮(道央)、植原亮輔(東京)、サイトヲヒデユキ(東京)
Session 11 デザインと編集 | 木村敦子(岩手)、高木大吾(兵庫)、原田優輝(神奈川)
Session 12 デザイナーの社会活動 | 清水柾行(大阪)、田中美帆(東京)、永井一史(東京)
発 行:2025年11月1日
編 集:JAGDA会報委員会
ブックデザイン:岡本 健
体 裁:B5正寸/88頁/カラー
*書籍制作のために行った公開取材(オンライン開催)はこちら
