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亀倉雄策賞について

亀倉雄策賞について

JAGDAの初代会長を務め、広く世界のデザイン界にも影響を与え続けた故・亀倉雄策氏。氏の業績をたたえ、グラフィックデザインのさらなる発展をめざして遺族の寄付により設立された亀倉雄策賞。その運営はJAGDAに委託され、1999年より毎年、年鑑『Graphic Design in Japan』応募作品の中から、年齢やキャリアを問わず、最も輝いている作品とその制作者に贈られます。亡くなる直前まで「今」の仕事で若い世代と競い、グラフィックデザイン誌『クリエイション』の編集を通じて、グラフィックデザインの芸術性、本質を追求した亀倉氏の遺志を尊重し、普遍性と革新性をもったグラフィックデザインを顕彰していきます。
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亀倉雄策
Photo: Kazumi Kurigami

亀倉雄策

1915年4月6日新潟県に生まれる。新建築工芸学院にて学んだ後、日本工房入社。『NIPPON』や『カウパープ』など対外宣伝誌のアートディレクションを手がける。1953年「亀倉雄策グラフィックデザイン展」(神奈川県立近代美術館)開催。1955年「グラフィック’55展」(日本橋高島屋)に参加。1960年日本デザインセンター設立に参画の後、1962年亀倉デザイン研究室を設立。1961年に文部省芸術選奨大臣賞受賞以後、毎日芸術賞、朝日賞、日本文化デザイン会議国際文化デザイン大賞等を受賞。また、紫綬褒章、勲三等瑞宝章、文化功労者(文化庁)、デザイン功労者(通産省)を受ける。海外でも、ワルシャワ、ブルノ、ラハチ等の国際ビエンナーレにおいて芸術特別賞をはじめ数々の賞を受賞。1978年日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)設立に参画、初代会長となり、組織の充実および拡大、社団法人化(1984年)に尽力し、国内外にわたり精力的に活動。1981年JAGDAが国際グラフィックデザイン団体協議会(Icograda)に加盟し、Icograda、ICSID、IFI合同主催の国際デザイン会議(ヘルシンキ)にJAGDA会長として出席。1983年「亀倉雄策デザイン展」(松屋銀座)開催、『亀倉雄策のデザイン』(六耀社)出版。1993年ニューヨークADC および東京ADCの「Hall of Fame」入り。1994年JAGDA会長を勇退。ワルシャワ美術アカデミー名誉博士号を受ける。1996年「特別展・亀倉雄策のポスター」(東京国立近代美術館フィルムセンター)開催。1997年5月11日逝去、享年82歳。
亀倉雄策