グラフィックデザインの挑戦と試みの中で培われてきたJAGDAの歴史は、可能性を広げ、未来へと続いていきます。
1978年8月、JAGDAは705名の会員とともに発足しました。会員数はその年のうちに1,000名を突破し、1984年には公益法人になり、名実ともに日本を代表するグラフィックデザイナーの協会となりました。
しかし、JAGDAの歴史のすべてが順風満帆だったわけではありません。景気の動向や時代の波を受けながら、その時々の社会のニーズに適応し、最先端の感性を発信する団体として成長してきたのです。
そして21世紀、より高度なデザインが求められる時代へ向けて、JAGDAは“グラフィックデザイン”という言葉の領域を広げながら、力強く新しい歴史を刻んでいきます。
- 
                  1978日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)設立総会(任意団体設立/8月26日/会員705名) 
 会長に亀倉雄策が就任(〜1994年6月)
- 
                  1979JAGDAマーク(Gマーク)制定[デザイン:岸本一夫] 
 日本デザイン団体協議会に加盟
 文芸美術国民健康保険組合に加盟
- 
                  1980JAGDA常設委員会、全国地区地域の組織化 
- 
                  1981『年鑑日本のグラフィックデザイン』(現『Graphic Design in Japan』六耀社)創刊 
 国際グラフィックデザイン団体協議会(Icograda/現「国際デザイン協議会」ICoD)に正式加盟
- 
                  1982「JAGDAコンピュータシンポジウム」スタート 
- 
                  1983「JAGDA新人賞」創設 
 「JAGDAポスター展」スタート
 『JAGDA制作料金基準』手帳、見積書、契約書発行
 「ヒロシマ・アピールズ」ポスタースタート(~1989/2005~現在)
- 
                  1984社団法人 日本グラフィックデザイナー協会設立総会(法人団体設立/4月2日) 
 「JAGDA ONE DAY SCHOOL」スタート
- 
                  1986文化庁「国民文化祭」ポスター委託制作および同ポスター展スタート(〜1999) 
- 
                  1988日本美術著作権連合に加盟 
 勝見勝賞を5団体(JAGDA、日本デザイン学会、日本デザインコミッティー、東京ADC、日本インダストリアルデザイナー協会)で創設
- 
                  1989「汎太平洋デザイン会議」開催 
- 
                  1991日本複写権センター(現「日本複製権センター」)に加盟 
- 
                  1993JAGDA教科書『VISUAL DESIGN』発行(〜1997/全5巻/六耀社) 
- 
                  1994永井一正が会長に就任(6月〜2000年6月) 
- 
                  1997文化庁新進芸術家海外派遣制度(現「新進芸術家海外研修制度」)の推薦団体に(〜2013年) 
- 
                  1999「亀倉雄策賞」創設、JAGDAに運営が委託される 
- 
                  2000福田繁雄が会長に就任(6月〜2009年1月) 
 国際交流基金「ポスターに見る日本展」に協力
- 
                  2002『グラフィックデザイナーの著作権Q&A』発行 
- 
                  2003「世界グラフィックデザイン会議・名古屋」および「世界グラフィックデザイン・フェア2003」開催 
 「JAGDAフレンド制度」導入
- 
                  2005ウェブ版会員作品集「Who’s who」スタート 
- 
                  2006『VISUALOGUE: the Book』発行(宣伝会議) 
- 
                  2007「東京ミッドタウン・デザインハブ」の開設に参加 
- 
                  2009勝井三雄が会長に就任(2月〜2012年6月) 
 「JAGDA賞」創設
- 
                  2010JAGDAヴィジョン策定 
- 
                  2012浅葉克己が会長に就任(6月〜2018年6月) 
- 
                  2013公益社団法人に移行 
- 
                  2015「JAGDA学生グランプリ」創設 
- 
                  2018佐藤 卓が会長に就任(6月〜2024年6月) 
- 
                  2021名称を「公益社団法人日本グラフィックデザイン協会」に変更 
- 
                  2024永井一史が会長に就任(6月〜在任中) 
 
           
        