「ヒロシマ・アピールズ」ポスター2026の制作者は、永井一史氏に決定
JAGDAは、広島国際文化財団およびヒロシマ平和創造基金との共催により、言葉を超えて「ヒロシマの心」を訴えるポスターキャンペーン「ヒロシマ・アピールズ」を実施しています。毎年JAGDA会員1名がポスターを制作し、広島市長に贈呈するとともに、国内外に広く頒布することで平和を希求する活動です。
2026年の「ヒロシマ・アピールズ」ポスターの制作者は、永井一史氏(東京)に決定いたしました。ポスターは7月公開予定です。
*2005年以降のポスターはJAGDAオンラインショップで販売しています(税込1,100円/1枚+送料)
制作にあたって:
今、世界を見渡せば、核兵器の脅威は過去の歴史ではなく、現代の切迫した危機感として目の前にあります。30作目という節目に、歴代のデザイナーたちが繋いできたバトンを引き継ぎ、改めて、今の時代にデザインができることは何かを考えたいと思います。
10年ほど前に審査で広島を訪れた際、原爆資料館に足を運びました。遺品や写真が並ぶ展示室で目にした、佐々木禎子さんの小さな折鶴が強く印象に残りました。
また別の機会には、被爆者の方から直接お話を伺ったこともありました。学徒動員先の工場で被爆した時に、目の当たりにした光景。そして言葉の端々から滲み出るあのようなことは二度とあってはならないという切迫感を強く感じました。
(永井一史)
制作者プロフィール:
多摩美術大学美術学部卒業後、博報堂に入社。 2003年、デザインによるブランディングの会社HAKUHODO DESIGNを設立。 様々な企業・行政の経営改革支援や、事業、商品・サービスのブランディング、VIデザイン、プロジェクトデザインを手掛けている。クリエイター・オブ・ザ・イヤー、ADC賞グランプリ、毎日デザイン賞など国内外受賞歴多数。著書に『博報堂デザインのブランディング』『これからのデザイン経営』など。
